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日本取引所、今期純利益25億円上振れ 配当増額修正

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【東京本局 = 東証】(プライム、コード8697、12時0分)日本取引所は25日、25年3月期(今期)の連結純利益が前期比1%減の605億円になりそうだと発表した。従来予想の580億円から25億円上振れ、市場予想の590億円も上回る。期初予想からの上振れ幅は70億円となり、減益率は同12%から同1%に縮小する。売上高は30億円上振れて同6%増の1620億円、営業利益は35億円上振れ同2%増の895億円になる見通しだ。

同日、年間配当は依然未定だが期末配当を29円(普通配当19円、記念配当10円)とする方針を取締役会で決議した。従来は17円を計画していた。中間33円と期末29円とし、24年3月(前期)の実績を29円下回る。 同社は今期、1株を2株に分割している。分割考慮の年間配当は124円となり、前期から増額となる。前日終値をもとに算出した年間配当利回りは0%となる。 同社は「当社は、金融商品取引所グループとしての財務の健全性、清算機関としてのリスクへの備え、当社市場の競争力強化に向けた投資機会等を踏まえた内部留保の重要性に留意しつつ、業績に応じた配当を実施することを基本と…」としている。

開示を受けて、日本取引所は後場堅調。一時、前日比で25円(1.5%)高い1670円50銭まで上げ幅を広げる場面があった。

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