KADOKAWA、24年4〜12月期純利益2割増 攻撃被害吸収

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【東京本局 = 東証】(プライム、コード9468、連結)KADOKAWAが6日発表した24年4〜12月期の連結純利益は、前年同期比2割増の74億円だった。QUICKコンセンサスの51億円を5割上回った。売上高は同1割増の2066億円、営業利益は同2割増の158億円だった。昨年6月に起きたサイバー攻撃による損失を主要事業の伸びが補った。攻撃による損失は売上高ベースで81億円、営業損益ベースで49億円だった。

サイバー攻撃の影響をもっとも受けたWebサービスセグメントの営業損益は、24年4〜12月期で7億円の赤字に転落した。前年同期は11億円の黒字だった。

アニメ事業は同3割増と伸びた。人気シリーズの配信収入が好調だった。グッズなどの商品化も収益を押し上げた。ゲーム事業も主力の「ELDEN RING」でDLC販売が伸び、ロイヤリティ収入が増え、同4割増で着地した。

力を注ぐ教育事業では、N/S高の営業益が3割増えた。セグメント全体では45%増の23億円だった。ZEN大学やバンタンの新校設立で今後も堅調に推移する見込みだ。

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