郵船、今期純利益を上方修正 コンテナ好調、配当増額
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード9101、連結)日本郵船は5日、25年3月期(今期)の連結純利益が、前年比2倍の4500億円になりそうだと発表した。従来予想の3900億円から600億円(15%)引き上げ、増益幅を拡大する。QUICKコンセンサスの4087億円も1割上回る。売上高は前年比8%増の2兆5800億円、営業利益は前年比2割増の2100億円になる見通しだ。配当予想も従来から5円増額し、一株あたり31円にする。
貨物需要が引き続き根強く、コンテナ船や航空輸送が堅調に推移する。運賃の高止まりも利益を押し上げる。
あわせて発表した24年4〜12月期の連結純利益は、前年比2.6倍の3955億円だった。市場予想の3694億円を上回った。売上高は同1割増の1兆9770億円、営業利益は同2割増の1781億円だった。
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