三井住友、24年4〜12月期純利益43%増 利ざや改善が収益押し上げ
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード8316、連結)三井住友フィナンシャルグループが29日発表した2024年4~12月期の連結純利益は、前の同じ期と比較して43.3%増の1兆1359億円だった。金利上昇による預貸金利ざやの改善が収益を押し上げた。市場予想(1兆0162億円)を上回った。売上高(経常収益)は同14.4%増の7兆6522億円、経常利益は同35.3%増の1兆6190億円となった。
25年3月期(今期)の連結純利益は従来予想通り1兆1600億円を据え置いた。市場予想(1兆1979億円)は3.2%下回る水準となっている。
期末配当は60円を予定しており、中間配当180円と合わせた年間配当は240円となる見通し。なお、同社は昨年10月1日付で1株を3株に分割しており、分割前の基準では年間720円に相当する。
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