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日経平均、4日ぶり小幅反発 107円高 電通はストップ安 

namiten

【東京本局 = 東証】15日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発した。終値は前日と比べて107円21銭(0.28%)高い3万8642円91銭。前日に決算を発表した3メガバンクが揃って上昇した。みずほ(6.6%)が大幅高だったほか、三菱UFJ(1.4%)や三住FG(0.6%)にも買いが入った。

外国為替市場でドルが対円で6日続伸していることも輸出関連銘柄の追い風だった。16時現在、前日17時と比べて26銭ドル高円安の156円09-10銭で取引されている。ファストリ(1.3%)やトヨタ(1.4%)が買われた。前日軟調だった東エレク(1.3%)やレーザーテク(2.2%)にも買い戻しが入った。

リクルート(2.2%)は反落。京セラ(2.7%)は年初来安値を更新、荏原(5.0%)は決算を受けて大幅安。

電通(14.6%)は寄り付きからストップ安張り付き。大引けまで売り注文が途切れなかった。前日の14日、2024年12月期の連結純利益が235億円の黒字(前期は107億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想367億円の黒字から下方修正し、545億円の市場予想(QUICKコンセンサス)を大きく下回る。広告市場の回復期待から株価が上昇していただけに、下方修正は「全くの想定外(市場関係者)」との見方から失望売りが広がった。

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