Samsung、10月にGalaxyZ Fold6 Slim投入か S Pen非対応
namiten
【東京総合 = テクノロジー】スマホ設計販売大手のSamsungが、10月に中国市場向けに「Galaxy Z Fold6 Slim」を投入する方向で調整に入ったことが19日、分かった。一部の海外メディアが報じた。
消息筋からの情報によると、「Z Fold6 Slim」は中国で「W25」として発売する。7月に発表が予定されている「Galaxy Z Fold6」よりも約3ヶ月遅れる10月に投入する。韓国でも同様のブランディングで展開する見込みだ。
「Z Fold6 Slim」はディスプレイサイズが大きくなる一方で、S Penには対応させない方針だ。その代わり、本体はメインモデルよりも薄型化・軽量化を図る。
Samsungは中国市場で、低価格で高品質な製品を投入してきた中華メーカーに押されて、フォルダブル市場でのシェアを奪われつつある。「Z Fold6 Slim」のような薄型・低価格モデルの投入は、失地回復の切り札になる。
ただし、社内でもフォルダブル端末の開発方針が定まらない状況が続いていたようだ。当初は「Z Fold6」と同時期の発売を計画していたが、その後、中国など一部市場に限定し、S Penを省くなどの仕様変更を施したモデルの開発にシフトした。
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