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日経平均、3日ぶり小幅反落 円高・米株安が重荷 トヨタ・ホンダが安い

namiten

【東京総合 = 株式】日経平均株価は東京株式市場で4日、3日ぶりに反落し、85円57銭(0.22%)安い38837円46銭で今日の取引を終えた。一時300円以上下げる場面もあった。

外国為替市場で、円が対ドルで前日比1円程度円高が進んだほか、前日の米株式市場でダウ平均株価が一時400ドル近く下げたことを受けて、東京市場でも売りが優勢だった。利益確定売りや戻り待ちの売りに押された。ただナスダック総合指数が上昇していたほか、下値では買いも入り、引けにかけて幾分値を戻した。

業種別では33業種中11業種が値上がりした。1位はその他製品で、サービス、不動産、空運がそれに続いた。他方、鉱業、保険、石油・石炭が振るわなかった。東証プライムの値上がり銘柄数は794、値下がりが798、変わらずで54と、値下がり銘柄が値上がり銘柄数をやや上回った。

国交省による立入検査を受けてトヨタ(▲1.3%)やホンダ(▲2.2%)など自動車関連株が安い。円高も株価を下押しした。ファストリ(▲1.0%)やSBG(▲1.0%)のほか、値がさの半導体関連株も冴えなかった。

他方、リクルート(2.4%)やソニーG(2.0%)が高い。前日にMBOを発表した永谷園HDは取引高の上限(ストップ高)まで切り上げたものの、買い気配まま取引が成立しなかった。

TOPIXは反落した。前日比で10.59(0.38%)安い2,785.22ポイント今日の取引を終えた。

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