マスク氏、ハッシュタグの廃止を検討 検索機能向上で
【東京総合 = テクノロジー】X(旧Twitter)がハッシュタグ機能を廃止する可能性が出てきた。XのCTO(最高技術責任者)のイーロン・マスク氏は9日、Twitterのサービス開始から続く「ハッシュタグ」と呼ばれるキーワードやトピックを分類する機能について、「廃止しても良い」との意向を示した。
Poll in reference to pic.twitter.com/Yu47nJfRQ3
— X News Daily (@xDaily) November 9, 2023
マスク氏は、X社員の「ハッシュタグは無くすべきだと思う」という投稿に対して「そう思う」と返信しており、同氏がハッシュタグ廃止に向けて検討に入ったと思われる。
同氏は廃止を支持する理由について「(ハッシュタグがなくても)キーワードやフレーズで十分に分類可能だ」と主張。続けて「あれは完全に過去の遺物だ」と持論を展開した。
X(旧Twitter)がハッシュタグを廃止することについて、いち早く報じたX News Dailyのアンケートでは賛成が11%、反対が87%となっている。
マスク氏は買収前から「悪質ボットの撲滅」を掲げており、今回の内容もそれに関連したものとみられる。しかし足元では、収益化機能などの実装で、帰ってボットが増加しており、X上では混乱が広がる事態となってしまっている。
なお、「フィードバックバーとか、信頼度とか、何か他のものをポストに入れてほしい。」というユーザーの要望に「それは良いかもしれない」と返信していることから、ハッシュタグを廃止する代わりに、より実用的な新機能を導入する可能性が高い。
Should 𝕏 kill #Hashtags?
— X News Daily (@xDaily) November 9, 2023
イーロン・マスク氏は9日、キーワードやトピックを分類するハッシュタグ機能について、廃止する方向で検討に入ったと発表した。当記事は詳しい情報が入り次第、更新する。