東宝、きょう決算 前期純利益2%減へ、今期2期ぶり最高益織り込み
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード9602、連結)東宝は14日、25年2月期(前期)の連結決算を発表する。QUICKコンセンサスによれば、前期の連結純利益は前の期比2%減の443億円になる見通しだ。会社予想の400億円を1割上回る水準まで、上振れが織り込まれている。
同社は先月24日、前期の年間配当を前の期比横ばいの85円にする方針を発表した。同社が掲げる配当性向30%(以上)と自社株を加味した1株あたり利益は概算で、前の期実績比12%減〜2%増の228〜266円程度になったもようだ。
あわせて発表する26年2月期(今期)の連結純利益は、QUICKコンセンサス(9社)によれば前期(市場予想)比7%増の476億円になりそうだ。24年2月期(前々期)の452億円を上回り、2期ぶりに最高益を更新する。売上高は同3%増の3199億円、営業利益は同4%増の695億円になる見通し。3期連続で営業最高益を更新が織り込まれる。

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