大林組が上げ幅拡大 前期純利益170億円上振れ
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード1802、15時)大林組が午後の取引で上げ幅を拡大している。一時、前日比で110円(5.8%)高い1992円50銭まで上昇した。この日の正午、25年3月期(前期)の連結純利益が、前の期比93%増の1450億円になったようだと発表した。従来予想の1280億円から170億円上振れ、過去最高益をさらに積み増す。QUICKコンセンサス(10社)の1256億円も大きく上回る。期初予想からの上振れ幅は累計580億円となる。売上高は同1割増の2兆6200億円(従来予想は2兆6100億円)、営業利益は同8割増の1430億円(同1320億円)になったもようだ。
建設事業の採算が改善し、利益率を0.1%押し上げた。持ち合い株(政策保有株)の売却が想定を上回る進捗だった。

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