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東証、大幅反発 自律反発の買い優勢

namiten

【東京本局 = 東証】(プライム、コード101/T、大引け)8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比で1876円(6.0%)高い3万3012円58銭できょうの取引を終えた。アメリカの相互関税導入に伴う連日の株安を受けて、自律反発の買いが優勢だった。前日の米株式市場でNASDAQ総合指数(0.0%)やフィラデルフィア半導体株指数(2.7%)が揃って反発した流れを引き継ぎ、東京市場でもハイテク株や半導体関連に買いが集まっている。一時は2000円を超えて反発し、TOPIX先物は8%上昇した。

前日まで連日ストップ安をつけていたフジクラ(19.4%)が制限値幅の上限(ストップ高水準)で引けたほか、アドバンテスト(11.8%)や東エレク(8.7%)にも買いが集まった。下げが目立っていた銀行株(11.0%)でも三菱UFJ(10.8%)が大商いを伴って上昇した。

連日の市場心理悪化の煽りを大きく受けていたグロース指数も9%を超える上げ幅となっているほか、TOPIX(6.2%)は日経平均を上回る上昇を見せるなど鮮烈だった。もっとも、前日の始値は言うまでもなく、前週末の終値を上回るほどの上昇とまでは行かず、「自律反発」の域を出ていないとの見方が強い。

大引け現在、99%にあたる1621の銘柄が上昇し、0.7%にあたる12の銘柄が下落した。

日経平均採用銘柄では、JR東日本(0.0%)。10億円の追徴課税が朝日新聞に報じられた川崎重工(11.4%)は一時ストップ高まで買われるなど大幅高の展開だった。

USスチールの買収命令の再捜査が報じられた日本製鉄(5.9%)が上昇し、前日に前期の業績予想を上方修正した松竹(6.4%)も上昇している。

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