Gウイン、後場一段高 今期純利益30億円上振れ
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード8111、13時30分)国内でノースフェイスを展開するゴールドウインが後場一段高。一時、618円(7.7%)高い8499円まで上昇した。同社は25日、25年3月期(今期)の連結純利益が前期比1%減の240億円になりそうだと発表した。従来予想の210億円から30億円上振れ、最高益だった前期から減益幅を縮小する。
QUICKコンセンサス(7社)の222億円も上回る。持分法適用会社からの配当金が上振れ、営業外収益を計上する。販管費の見直しが売上高の下方修正を補う。売上高は同4%増の1320億円と過去最高の計画を維持するが、従来予想から12億円(1%)ほど小幅に引き下げた。営業利益は同11%減の210億円になる見通しだ。
会社予想から算出した24年10〜3月期(下期)の連結純利益は概算で、4%減の161億円を見込む。QUICKコンセンサスの143億円を大きく上回る水準で、好感した買いが入っている。売上高は同3%増の786億円、営業利益は同11%減の157億円になる見通しだ。売上高はQUICKコンセンサスを小幅に下回るが、営業利益は6%上回る。

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