ゼンショが続落 「すき家」の味噌汁、ネズミ混入認める
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード7550、正午)牛丼チェーン「すき家」を手掛けるゼンショーホールディングス(HD)が続落している。一時、前週末比608円(7.1%)安い7918円まで下落した。前引けにかけてはやや持ち直し、同403円(4.7%)安の8123円で午前の取引を終えた。
同社が運営する全国チェーン「すき家」は22日、鳥取県の一部店舗で提供したみそ汁にネズミの混入があったと認め、謝罪していた。一連のトラブルで客足が遠のき、業績への影響を懸念した売りに押されている。
問題の発端は1月21日にGoogleマップに投稿されたクチコミだ。ユーザーによると、鳥取南吉方店で朝食を食べたみそ汁にネズミが1匹入っていたという。ゼンショは同日から店舗の一時閉店などの措置をとって原因究明に乗り出し、衛生検査などを実施や従業員への指導を徹底した上で現在は営業を再開している。
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