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信越化、24年4〜12月期純利益6.4%増 電子材料が2割増益

namiten

◇公開 午前0時◇ ◆更新 正午◆

【東京本局 = 東証】(プライム、コード4063、連結)信越化学工業が29日発表した2024年4〜12月期の連結純利益は、前の同じ期と比較して6.4%増の4325億円だった。市場予想の4345億円を0.5%下回った。電子材料事業が半導体市場の回復を背景に2割増益と好調に推移し、利益を底支えした。売上高は同6%増の1兆9296億円、営業利益は同4.5%増の5844億円だった。

信越化学工業のロゴ

セグメント別では、主力の電子材料事業の売上高が1割増の7091億円、営業利益が2割増の2605億円と大幅増益。半導体シリコンウエハーやフォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料が伸びが強い市場向けに売上を拡大した。生活環境基盤材料事業は塩化ビニルの10〜12月期における値下がりの影響で、営業利益が1割減の2263億円となった。

25年3月期(今期)の会社計画は、連結純利益が前年比2.5%増の5330億円とする予想を据え置いた。市場予想(QUICK集計)の5733億円を7%下回る。一株当たり配当も従来予想通り、年間106円を維持した。

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