NexTone、上期純利益2.2%減の2.9億円 売上高は2.1倍に拡大、市場予想上回る
namiten
【東京本局 = 東証】(グロース、コード7094、連結)NexToneが8日発表した2024年4-9月期の連結純利益は、前の同じ期と比較して2.2%減の2.93億円だった。市場予想(QUICK集計)の2.80億円を4.6%上回った。レコチョクを連結子会社化したことで売上高は同2.1倍の94.15億円に拡大し、市場予想95.50億円とほぼ同水準だった。
先行投資が響き、営業利益は同13.9%減の3.78億円だった。市場予想の4億円を下回った。なお、売上高は計画比2.3%増、営業利益は同37.0%増と、会社計画は上回って進展した。売上営業利益率は前年同期の10.2%から3.3%へと悪化した。
レコチョクの本社移転に伴う移転補償金約2.21億円について、第4四半期以降の連結決算にずれ込む見通しだと発表した。なお、具体的な計上時期や計上科目等は現時点で未定という。
今期(2025年3月期)の連結業績予想は据え置き、純利益は前の期と比べて13.0%増の6億円を見込む。売上高は同48.9%増の200億円、営業利益は同54.1%増の10億円をそれぞれ計画する。配当予想も据え置き、無配を継続する。
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