Apple Intelligence、来年4月から日本語対応へ
namiten
【米国本局 = シリコンバレー・東京本局 = テクノロジー】Appleは28日、同社が開発したAIシステム「Apple Intelligence」の提供を始めると発表した。対応言語は現時点で英語のみだが、対応言語を順次拡大し、2025年4月から日本語に対応する。日本語の他、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語など15ヶ国語に拡大する。
まずは28日にリリースされたiOS 18.1とmacOS Sequoia 15.1を使う英語ユーザー向けにリリースした。端末の設定を米国英語にした上でアップデートを完了すると使えるようになる。12月には英語圏6ヶ国(オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国)に対応し、4月の大規模アップデートで対応言語を大幅に拡大する。
Apple Intelligenceは、オフラインで動作するAIシステムで、文章の校正や要約、画像からの不要な対象物の削除、Siriの大幅強化などを提供する。ユーザー同意のもと、OpenAIのChatGPTも利用できるようにした。Appleのティム・クックCEOはApple Intelligenceの提供開始にあわせ、「iPhone、iPad、Macの新しい時代が幕を開ける」とのコメントを発表した。同社の次世代戦略の柱と位置付ける。
対応端末は、iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro/Pro Max、A17 ProまたはM1以降を搭載したiPad、M1以降を搭載したMacとなる。
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