日経平均、反発 732円高 円安進行が追い風
namiten
【東京本局 = 東証】1日の東京株式市場で日経平均株価は急反発した。終値は732円42銭(1.9%)高の3万8651円97銭。日経平均株価は前日、2000円に迫る下げ幅を演じており、自律反発狙いの買い戻しが相場を支えた。外国為替市場で円相場が144円18銭-20銭と、前日17時時点と比べて1円81銭ほどドル高・円安が進行していることも、輸出関連銘柄を中心に追い風となった。
TOPIXは反発した。終値は44.84(1.7%)高の2690.78ポイント。グロース250指数(2.0%)は後場に一段高となり、2.0%高と大幅反発。終値は665.79ポイントだった。
午後14時ごろには、衆院で石破氏が首班指名された。参院本会議でも選出される見通し。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、正式に石破内閣が誕生する。石破氏は今月9日に解散、15日告示、27日投開票のスケジュールで調整を進めていると伝わっており、選挙期間中は株価が底堅く推移するというアノマリー(経験則)から、投資家の姿勢がやや買いに傾くとの見方があった。
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