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日経平均、上げ幅一時1000円超 プライム95%値上がり

namiten

【東京本局 = 株式】東京株式市場で日経平均株価は29日、9営業日ぶりに大幅反発し、801円22銭(2.13%)高い3万8468円63銭で今日の取引を終えた。先週末まで8営業日連続で下落していたことから、自立反発を狙った買いが終日優勢だった。上げ幅は1000円を超える場面があった。もっとも高値圏では一部で売りもあって、上げ幅をやや縮小した。

先週末にダウ平均指数が1.6%高、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が1.0%高と大幅反発だったことも買いを支えた。

前引け段階の東証プライムの値上がり銘柄は1571、値下がりは63変わらずは11と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回った。比率は95%を超えた。同時点までの売買代金は概算で3兆9681億円だった。

TOPIXは大幅反発した。前営業日比で60.13ポイント(2.23%)高い2759.67ポイントで取引を終えた。

東エレクやファストリ、SBG、信越化、アドテストが高い。半面、エーザイが逆行安。新薬の販売承認申請について、EUの医薬品庁が否定的な見解を示したことが売り材料になっているようだ。前日までに決算を発表していた日立建機やスクリン、キーエンスも安い。ニトリも若干安。日経平均採用銘柄の値下がり銘柄数は、大引け時点で11銘柄だった。

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