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日経平均、連日で最高値更新 米ハイテク株が支え、先高感強く

namiten

【東京本局 = 株式】東京株式市場で日経平均株価は10日、続伸し、251円82銭(0.61%)高の4万1831円99銭で今日の取引を終えた。前日に一時900円高と急騰したこともあって、寄り付き直後は利益を確定する動きが優勢だったが、日本株に対する先高観や米ハイテク株高が支えとなり、徐々に値を切り上げる展開だった。

後場は上げ足を速め、9日につけた取引時間中・終値ベースの最高値を上回った。東京株式指数 = TOPIXも続伸。前日比で13.65(0.47%)高い2909.2ポイントで取引を終えた。終値ベースとしては初めて、2900ポイント台に乗せた。

もっとも、銘柄別に見ると、プライム市場の値上がり銘柄数が638に対し、値下がり銘柄数が931と、値下がり銘柄数の割合が6割近くに上った。指数は銀行株をはじめとした大型割安株に押し上げられた。

業種別では33業種中26業種が上昇。保険を先頭として、サービス、精密機器、証券・商品が上昇した。他方、機械、不動産、卸売が下げた。プライムの売買代金は概算で4兆7650億円だった。

日経平均採用銘柄では、ファーストリテイリング(△1.4%)や東エレク(△1.1%)、リクルートHD(△3.6%)ソフトバンクグループ(△0.8%)などの値がさ株が総じて上昇。指数を押し上げた。半面、レーザーテク(▲2.6%)が大幅安。ダイキン(▲1.4%)やNTTデータ(▲1.1%)、三菱重工(▲6.3%)なども下げた。

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