ChatGPTに一時障害 4時間半にわたり一部ユーザーが利用不能に
namiten
【東京総合 = テクノロジー】米新興OpenAIは、自社のチャットサービス「ChatGPT」で6月4日午後4時21分(日本時間)から、約4時間半にわたってシステム障害が発生し、一部環境で利用できない状態が続いていたと発表した。OpenAIは、同日午後8時19分に修正を適用し、午後8時45分に問題が完全に解決したとしている。
OpenAIによると、午後4時ごろからChatGPTにアクセスしづらい状況が発生。その後、午後5時32分に障害の原因を特定し、復旧作業を開始したことを明らかにした。午後6時00分の時点で、依然として復旧作業が続けていることを発表し、午後8時19分に修正プログラムを適用した。その後30分程度モニタリングを行い、特に問題は発生せず、障害は解決したという。
ChatGPTは令和4(2022)11月に一般公開され、AIを活用した自然言語処理により、人間とのコミュニケーションを可能にしたサービスとして注目を集めている。ビジネスや研究、教育など幅広い分野での活用が期待されている。
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