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楽天、決済アプリ一本化 ポイントと電子マネーを「楽天ペイ」へ移行

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【東京総合 = 社会】日本経済新聞電子版は17日、楽天グループが決済アプリの統合を進めると報じた。

同社は、バーコード決済の「楽天ペイ」を中心に、同社のポイントシステム「楽天ポイント」とFelica電子マネー「楽天Edy」の機能を集約する方針だという。これにより、ポイントのみを利用していた顧客層を楽天ペイに流入させる。急拡大するバーコード決済市場で、競争力を維持する狙いがある。競合するPayPayが、ソフトバンクグループの金融サービスとの連携を強化する中で、楽天グループもアプリの一本化に踏み切ることで対抗姿勢を鮮明にする。

日本経済新聞によると、システム開発を手がける楽天ペイメントは、2024年までに楽天ポイントを、2025年までに楽天Edyを楽天ペイへ統合する計画だ。加えて、楽天銀行や楽天証券の一部機能についても、楽天ペイへの追加を検討中とされる。

楽天グループは、クレジットカード事業で国内トップを維持しているが、QRコード決済の分野ではPayPayが約7割のシェアを握られ遅れをとっている。同社はモバイル事業の赤字や社債返還に向けた利益捻出が必至で、企業構造の見直しなどを進めていた。

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