Threads、Xと同じくアクションジェスチャーを搭載へ 右スワイプでいいね、左スワイプで興味なし
namiten
【東京総合 = テクノロジー】ソフトウェア大手の米メタは、Xが実装を計画しているスワイプジェスチャーを自社のテキストSNS「Threads」にも搭載する。まずは一部ユーザーに対してテストし、効果を検証してから全ユーザーに展開する。
一部のリーカーが計画を明らかにした。画像では、右方向に投稿をスワイプするといいね、左側にアクションすると興味なしのアクションを起こせるようになっている。ただ、Xが批判を受けている「リアクションボタンの廃止」は現時点で検討していない。メタはあくまでユーザーエクスペリエンス(UX)の向上を目的としており、Xの施策をそのまま模倣するつもりはないようだ。
今後はスワイプした際に実行されるアクションをカスタマイズできるよう開発を進める方針だ。リポストや引用、返信などを簡単に行えるようにする。
Threadsのユーザー数は最初こそ爆発的な伸びを見せたものの、歴史的低水準で推移している。メタは、Xの新機能のうち評判の良い部分だけを取り入れることで、ユーザーの満足度を高めようとしている。
メタの運営するSNSでは、マスク氏買収後のTwitter(X)が行ったアップデートを導入する例が後を経たない。公式マークの有料化や表示回数(インプレッション)の可視化、有料プランの導入などがその一部にあたる。
Blueskyなど、テキストSNSの競争基盤が整いつつある中で各社は生き残りをかけて鎬をけずる。
関連記事>>>
マスク買収1年 ー 米メタ“Threads”、進む「X」化 平穏なテキストSNSどこへ
広告