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GeForce NOW、無料ユーザーに動画広告 維持費高騰で

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【東京総合 = テクノロジー】米The Verge通信は27日、低性能PCなどで高品質のゲームが楽しめるサービス「GeForce Now」が、フリープランのユーザーに2分間の動画広告を導入すると報じた。3月5日からの導入が予定される。日本国内では別サービスとして運用されているため、3月末までは影響はない。ただ、サービスが統合される来月にも導入されると見られる。

ストーン / イギリス - 2020年2月5日:デスクトップとスマートフォンのGeForce Now。GeForce Nowは、Nvidiaがクラウド・ゲーミング・サービスに使用する新しいプラットフォームで、Google Stadiaの競合となる。
欧州総局(29日)

半導体設計販売大手で、時価総額がAmazonやGoogle持ち株会社を超えて世界4位に躍り出たNVIDIAの関係者がThe Vergeの記者の取材に答えた。同社の提供するクラウドゲーミングサービス「GeForce Now」の無料ユーザーに、動画広告を表示するという。有料サービスであるPremiumやUltimateに加入しているユーザーは対象外だ。無料ユーザーは、非優先接続やプレイ時間に制約をつけるなどして差別化を図ってきた。今回の広告導入で、有料ユーザー数の増加を狙う。

日本国内では、ソフトバンクとauがそれぞれ独自のサービスとして運用しているため、3月5日から導入される可能性は低い。ただ、4月にもNVIDIAの純正サービスに統合されるため、その時点で実装されると見られる。半導体価格の高騰や、エネルギーの価格高騰が落ち着き始める中、収益力の強化する。「改悪」との主張が上がる中で、NVIDIAの関係者は「将来的に無料ユーザーの待機時間が短縮される可能性がある」と述べ、批判をかわした。

GeForce Nowは、サービス提供国が着々と積み上がる一方で、サーバセンターも指数関数的に増加している。応答速度などの向上を目指した結果、維持費は年々増えている。広告費収入を原資に、さらなるサービス向上を狙う。

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