日経平均、史上最高値を連日で更新　先高観強く

【東京総合 = 株式】連休明けの東京株式市場で日経平均株価は26日、続伸し、前営業日（22日）で135円03銭（0.35%）高い3万9233円71銭で今日の取引を終えた。

21日のNVIDIA決算を受けて世界の主要指数が23日までに揃って上昇したほか、寄与度の高いファストリが上げた。円安を受けてトヨタなどの輸出関連が高かった。医薬品関連も指数を押し上げた。半導体関連は過熱感から小幅に下げた。

先日、著名な投資家のウォーレン・バフェット氏が発表した「株主への手紙」で注目しているとした商社株にも買いが入った。

日経平均株価は連日で高値を更新した。取引時間中の最高値は3万9388円08銭。午前中の上げ幅は一時280円を超えた。午後に入ると利益確定売りに押され上げ幅を縮小したものの、日本株の先高観が相場を支えた。

TOPIXは34年ぶりの高値で引けた。終値は前営業日比12.91（0.49%）高の2,673.62ﾎﾟｲﾝﾄだった。円は対ドルで下げ幅を拡大し、15時ちょうど現在、1ドル150円43-44銭で取引されている。

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