X(旧Twitter)、ライブ機能に「リプレイ回数が多い部分」導入へ 視聴グラフ表示
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namiten.jp〈土曜版〉(金曜掲載)
【東京総合 = テクノロジー】X(旧Twitter)は、23日からX上で配信されたライブのアーカイブに、リプレイ回数の推移を表示する。YouTubeなどで導入されている機能で、注目ポイントが簡単にわかること好評だ。長時間に及ぶことが多いライブは、全て見返すユーザーの少なさが課題になっていた。推移を表示することで、視聴までのハードル軽減に繋げる。「開発重点機能」と位置付ける動画関連の強化が続く。
Xの複数の関係者が20日、明らかにした。ライブ中に、コントロールバーにマウスをホーバーすると表示される。ライブ中に視聴者がアクションを起こした回数が特に多かった地点と少なかった地点を簡単に判定できるため、切り抜き文化がないXで、注目ポイントを手軽に見返せる機能として貢献する。
現在はWeb版のみの展開になっている。今後、スマホ版への実装にあたるとしている。長さが一定を超える動画への展開も検討する。
この機能は、YouTubeや一部のアダルトサイトなどで実装されて話題になった。YouTubeでは、注目ポイントを、大きく表示するように強調するが、Xはライブ終了にかけて視聴者が緩やかに減っていることがわかるような表示になっている。特定の時点を大きく表示しないため、比較すると分かりにくさは残る。
(希望者むけに限定配信された20日付記事を、土曜版にあわせて再構成・再掲載しました)
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