日経平均、1060円高 全面高、現実味帯びた最高値塗り替え
【東京総合 = 株式】東京株式市場で日経平均株価は13日、大幅に続伸し、前営業日比で1066円55銭(2.89%)高い3万7963円97銭で今日の取引を終えた。取引時間中には1990年1月以来、およそ34年ぶりに3万8000円の水準まで切り上がった。
東証の8割近くが上昇する全面高の展開となった。TOPIXも2%超上げた。史上最高値の3万8915円まで1000円(3%)を切るなど、塗り替えも射程圏内に入る。
前日の米半導体関連の上昇を受けて、東京市場は上げ幅を拡大する展開が続いた。午後に入っても買いは途切れなかった。円安なども後押しした。
東京エレクトロンやSBG、保険関連が大きく上げた。日経平均の上げ幅は一時1100円を超えて駆け上がった。日経500種平均は過去最高値を更新している。
TOPIXは2.12%高い、2,612.03ポイントで今日の取引を終えた。円は15時ちょうど現在、一段安の149円54銭-55銭で推移している。
【東京総合 = 株式】
〈13日14時30分〉東京株式市場で日経平均株価。大幅に続伸し、1040円程度高い3万7930円台半ばで推移している。東エレクが上げ幅を拡大し、日経平均を380円押し上げた。
日経平均株価は13日、一時1000円を超える上昇となった。
【東京総合 = 株式】東京株式市場で日経平均株価は13日、急伸し、前日比で901円47銭(2.44%)高い3万7,798円89銭で午前の取引を終えた。円安と米半導体関連株の上昇を受けて、東京市場でも上げ幅を拡大する展開が続いた。前週末に見通しを上方修正した東京エレクトロンが11%高と急騰し、日経平均を1銘柄で334円押し上げた。バブル崩壊後高値を更新し、史上最高値の3万8,915円まで1千円余りまで迫った。
保険が大きく上げた。東京海上と最大手のMS&ADが軒並み10%超高となった。日本経済新聞電子版が、前週末に政策保有株の売却を金融庁が指示ことを報じたことが影響した。
TOPIXも1.87%高の大幅反発となった。円は12時ちょうど現在、1ドル149円46銭-47銭(前日比+0.07円)で取引されている。