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イトーヨーカドー、北海道・東北から撤退へ 赤字続き改革

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【東京総合 = 社会】イトーヨーカ堂が、北海道・東北の14店舗を閉店し、同地域から撤退することがわかった。日本経済新聞電子版が9日、報じた。

セブンイレブンとイトーヨーカドーの看板

セブン&アイは2023年3月、ヨーカ堂33店舗を2026年2月末までに閉店させ、都市部中心の計画に置き換えると明らかにしていた。今回の北海道・東北地方の全店舗撤退は、その一環とみられ、初めて特定地域の全店舗閉鎖を計画する。

パート・アルバイトなどの従業員約2200人については、後継店への調整などを通じてできる限り維持する方向で調整を進める。正社員は別店舗や他部署への異動などで対応する。

閉鎖される店舗の一部は、セブングループのスーパーや東北地盤のヨークベニマルが事業を引き継ぐ見込みだという。セブン&アイは「長い間地域の住民に支えられてきた。地域経済への影響を少しでも小さくするため、各店舗で働く従業員の雇用はできる限り維持できる方向で話を進めていく」としている。

北海道、東北での売上高は22年度に10年前と比べて3割減となるなど苦戦が続いていた。

日本経済新聞電子版:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC091W20Z00C24A2000000/

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