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日経平均、バブル後高値を更新 385円高、半導体牽引

namiten

【東京総合 = 株式】日経平均株価が9日、バブル後高値を更新した。上げ幅は一時600円を超え、3万4000円に10円余りまで迫る場面があった。伸び悩んでいた日本株が、米欧の株高に乗せられるかが焦点になる。

日経平均株価は東京株式市場で9日、続伸し、バブル崩壊後の高値を約6カ月ぶりに更新した。終値は前営業日比385円(1.2%)高の3万3763円で、今日の取引を終えた。1990年3月以来33年ぶりの水準に回復した。

年始から下落が続いていた米主要ハイテク株の上昇を受け、東京市場では朝から買い注文が広がった。「短期的な目標は3万4500円(市場関係者)」との声もあるほか、中長期的な日本株の先高観も買いを促した。

一方で、午後は押し戻される展開が目立った。上げ幅は一時600円を超えていたが、取引終了にかけて利益確定売りが増え、終値は385円高だった。

何度も跳ね返されてきた昨年7月3日のラインを超えたとはいえ、目先の株価推移が見通せない市場参加者が多いとの見方もあった。

日経平均の最高値は1989年末につけた3万8915円だ。2009年3月に最安値となる7054円を記録した。

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