PC用メモリ、始まる逆回転 在庫調整一巡で値上がり、早めの購入を
namiten
【東京総合 = 経済】PC用メモリの価格が逆回転を始めた。2021年から進んだ記録的なメモリの割安は、生産大手による減産・在庫調整の一巡で価格の押し上げ圧力がかかる。
日本経済新聞電子版が24日に報じた。主要な顧客となるPC製造メーカーの間では、値上がりを見越して買いが広がっているという。ROM(SSD)なども値上げの兆しが見え、2024年の半導体市況は好転する見通しだと伝えた。
RAM(半導体メモリ)は、一時的にデータを保存する役割を持つ。PCからスマホなど、主要なガジェット製品に欠かせない部品の一つだ。
下のグラフを見ても分かるとおり、記録的な円安をかき消すスピードで値下がりが続いていたメモリだが、直近では横ばい〜若干持ち直す動きが見られる。来年までにPCを自作する予定がある人は早めの購入が制作費用の抑制につながる鍵になるかもしれない。
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