日銀、マイナス金利解除見送り 大規模金融緩和継続 円が一時143円台半ば
namiten
【東京総合 = 経済、株式】日本の中央銀行にあたる日本銀行(日銀)は19日、昨日から開いていた金融政策決定会合で大規模な金融緩和政策を維持することを決めた。日銀が今日、資料で発表した。市場で警戒されていた短期のマイナス金利解除は行わず、長短金利の操作(YCC)やETF買い入れといった措置も当面維持する。全員一致での採決だった。マイナス金利解除などの出口戦略は次回以降に持ち越された。
会合の結果を受けて、円は一時143円台半ばまで巻き戻された。日経平均先物は急回復し、一時心理的節目の3万3000円台を回復した。日銀の植田総裁は今日15時30分から詳細について会見を行うことが決定している。
日銀発表資料:「当面の金融政策運営について」https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2023/k231219a.pdf
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