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マイナと保険証紐付け誤登録問題、氏名の表記揺れで139万件不一致 実際は450件程度

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【東京総合 = 社会】マイナンバーと保険証を紐付けた情報について、住民基本台帳と氏名が一致しないと確認されたケースが約139万件にのぼることが政府の推計で分かった。氏名の表記揺れなどが原因と見られ、同一人物でないケースは約450件程度と推定される。相次いだマイナンバー周りの国民不安を取り除き、利便性向上に向けて速やかな普及を行うことが求められる。

相次いで判明したマイナンバーの誤登録問題を受けて岸田内閣が行なった「総点検」で明らかになった。12日に点検が終了した。2024年の保険証廃止を維持するほか、行政のデジタル化に向けて積極的に活用する。

判明した誤登録は全体の約0.02%未満にとどまる。河野デジタル大臣は、記者会見で「極めて少なかったと思う」と述べた。

誤登録の大半は、マイナンバーの登録を行う担当者による手作業で発生した。事前に定められた手順を踏まずにシステム照会をした場合や、エクセルなどで表列を一行ずらすなどして入力されたケースが主な原因だった。

政府は業務ミスが起こらない体制の確立を急ぐ。総点検と並行して、省令改正や統一的な手順を示すガイドラインの策定も行った。登録の簡略化も狙う。

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