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X、動画内に広告埋め込み 収益源多様化へ前進

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【東京総合 = テクノロジー】X(旧Twitter)はタイムライン上の動画投稿に広告を表示する。主要広告主の撤退が相次ぐ中で、広告主への選択肢を広げることで収益源の多様化を狙い、目標としている来年までの黒字化を目指す。マスク氏は今年7月に機能の展開を予告していた。

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Xのイーロン・マスクCTOと関係の深いX News Dailyは日本時間5日、複数の関係者の話として、Xに投稿された動画に広告が埋め込まれるようになったと伝えた。YouTubeのように、動画を見るためには数秒の広告動画を見るか、数秒後にスキップボタンをクリックする必要がある。

Xは、TikTokやYouTube Shortsなどと同じように、動画をスクロールで見れる機能を開始したのと同時に、縦型の広告枠を展開した。横型の通常動画にも広告を埋め込むことで、従来の広告枠や他社SNSからの移植を簡単にする。

Xは、マスク氏の反ユダヤ的と受け止められかねない投稿により、大手広告主が相次いで広告出稿を取り下げている。来年を目処としていた同社のキャッシュフローの黒字化に暗雲が立ち込める中、広告の選択肢をより多く提供することで巻き返しを狙う。

11月のGoogle検索の流入者数でXがFacebookやInstagramを大きく上回ることが判明するなど、テキストSNSの優位性をアピールする。

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