クレジットカードで決済行いづらい障害、21時前に回復 JCB
namiten
速報18:24(12日2:24更新)
【東京総合 = 社会】今日午後から夜にかけて、クレジットカードで決済しづらい状況が発生した。原因は株式会社日本カードネットワークが提供する決済ネットワーク内のシステム障害と見られる。
同社の提供する決済ネットワーク「CARDNET」と「J-Mups」は11日夜、13:23からクレジットカードで、17時40分からQUICPayで、20:52まで故障障害が発生し、同システムを利用するクレカその他電子マネー決済がしづらい状況が発生したとして「関係者様に深くお詫び申し上げる」とコメントを発表した。
日本カードネットワークはJCBが運用する決済ネットワーク会社のひとつ。1984年に始まった電電公社(現NTTデータ)が運用するCAFISの後追いとして1995年に設立された。今回の障害はJCBが提供する「QUICPay」や同社のカードブランド外にも及んだ。
通常、クレジットカードの決済ネットワークにはおおまかに分けて、
加盟店>中継>処理センター>カード発行会社
の手順を通る必要がある。今回は「処理センター」で何らかの障害が発生したと見られる。
Downdetectorでは、クレジットカード関連のサービスのApple PayやPayPay、SMBC関連のサービスも障害発生を示したほか、JR各社のサービスでクレジットカードが利用できなかった。株式会社日本カードネットワークが運営する決済ネットワーク「J-Mups」も、「CARDNET」のシステムセンターで故障障害を検知してシステムがダウンするなど影響が広がった。障害の規模や原因は公表されていない。
コンビニ各社やイオン、JRなどは現金の使用を促すなど対応に追われた。
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