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東京・八重洲の工事現場で鉄骨が落下 2人死亡1人意識不明

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東京都中央区八重洲のビル工事現場で19日午前、重さ約15トンの鉄骨が落下する事故があった。管轄する警視庁中央署によると、この事故で30代と40代の男性作業員2人が死亡し、1人が意識不明の重体。さらに2人が負傷したという。事故の詳しい経緯を警察と消防が現在も調査を進めている。

現場は、地下4階、地上51階建ての商業ビルの工事現場。このビルは2021年10月に着工し、2025年7月の完成を予定していた。施工は大林組が代表となる共同企業体が担当している。

作業員がビルの7階部分で鉄骨の上で作業を行っていたところ、支柱が何らかの原因で傾き、鉄骨とともに4人の作業員が3階まで転落。3階部分にいた1人の作業員も巻き込んだとみられる。

現場近くで働いている人たちは大手メディアの取材に対し、「ドーン、ドカン」といった低い音、金属音が数秒間聞こえたと答えたという。

警視庁は当初、事故現場の所在地を「中央区日本橋」と発表していたが、後に「中央区八重洲」に訂正した。

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