警視庁と神奈川県警がビッグモーター本社を強制捜査 街路樹問題で
namiten
中古車販売大手「ビッグモーター」が薬剤などを使用して街路樹を枯らしたとされる問題で、警視庁と神奈川県警が15日、同社の東京都港区にある本社に器物損壊容疑で家宅捜索を実施した。
都内の9店舗前の土壌から除草剤成分が検出されたほか、一部店舗では街路樹が無断で伐採されるなどの被害が確認された。また、福井店など国道沿いの7県9店舗前でも同様の被害が確認されており、国土交通省は被害届けを提出する方針を発表した。
この事件を巡っては先月、ビッグモーター川崎店前に植えられていたツツジ6株が何者かによって伐採されていたことが発覚。神奈川県警は、同社の「環境整備推進委員」の伐採指示に従って同店舗従業員が行ったとしている。
ビッグモーターは一連の問題に対して、除草剤散布や街路樹伐採を認め、謝罪をしている。
今回の家宅捜査は、一連の問題が浮上して以降、初めての強制捜査。
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