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東京地検特捜部、受託収賄容疑で秋本真利衆院議員を逮捕 風力発電会社元社長からの賄賂受け取り容疑で。

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東京地検特捜部は、政府の洋上風力発電事業をめぐる汚職事件に関連して、秋本真利衆議院議員(48歳)を受託収賄の疑いで逮捕した。風力発電関連の業者からおよそ6000万円受け取り、国会で業者が有利になるような質問を行うなどの見返りを用意したとの疑いが持たれる。

秋本真利容疑者
秋本真利容疑者

秋本議員は、風力発電会社「日本風力開発」の元社長、塚脇正幸氏から、洋上風力発電事業の有利な国会質問をする依頼を受け、その見返りとして総額約6000万円の借り入れや資金提供を受けた疑いがある。特に、2019年から2023年の間に、秋本議員は会社側の希望に沿う形の質問を国会で行っていたとされる。

賄賂の内訳として、秋本議員は2019年3月に日本中央競馬会の馬主登録のため、塚脇氏から約3000万円、さらに2021年から2023年の間に、馬主組合に関連して約3000万円を受け取り、合計6000万円の資金提供を受けたとされる。

塚脇元社長は、この資金提供について「国会質問の謝礼だった」との趣旨で供述している一方、秋本議員は賄賂受領の疑いを否定しており、「馬主組合への支出がなぜ賄賂になるのかわからない」との主張をしているという。

この事件は、現職の国会議員の逮捕という事態に発展したことで、政界や関連産業に大きな衝撃を与えると思われ、環境保全を目的とした政策が新たな「利権構造」を作り出す可能性がある。

秋本議員はすでに自民党を離党し、外務政務官を辞任している。

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