露連邦捜査委、プリゴジン氏の死亡を確認

SKR（露連邦捜査委）は日本時間27日、ロシアで23日に墜落したプリゴジン氏所有のプライベートジェット機について、DNA鑑定で搭乗者全員の身元が判明したと発表した。その中で死亡者の一人に、搭乗名簿に名前があったワグネル創設者プリゴジン氏が含まれているとした。創設者の死亡が、今後のワグネルの活動に影響を与えるのは確実で、組織が不安定化する可能性もある。

プリゴジン氏は6月に武装蜂起を起こしており、そのことから当該墜落事故は、プーチン大統領の指示で行われた「暗殺」との見方が有力だが、プーチン氏は否定している。

NHKなどの各報道機関によると、露連邦捜査委員会は日本時間27日、日本時間23日早朝に墜落した自家用ジェット機に搭乗していた10人の身元についてDNA鑑定などを行ったと発表した。鑑定の結果、死亡した10人のうち1人が、6月に武装蜂起を起こしたワグネル代表のプリゴジン氏だったことが確認されたと明らかにした。

NHKは27日20時19分、ニュース速報で、プリゴジン氏の死亡がDNA鑑定で確認されたと報じた。詳しい情報が入り次第、伝える。