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マスク氏「時価総額1兆ドルは決して夢のような話ではない」

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マスク氏は日本時間23日、同氏と関係の深いメディア「X News Daily」とのやりとりの中で「このプラットフォームが時価総額1兆ドルを達成するというのは、決してあり得ないことではない」と持論を展開した。仮に時価総額1兆ドルを達成すれば、マスク氏がTwitter買収で支払った費用440億ドルの約22倍となる。

イーロン・マスク

Xは非上場企業であるため、現在の時価総額は不明。ただXを含め、マスク氏が運営するxAIなど「X Holdings Corp.(マスク氏がTwitter買収時に設立した企業)」の子会社がいくつかあることから、X Holdings Corp.が将来的に上場するなども考えられる。

時価総額1兆ドルという節目は、最近NVIDIAが突破した記録だ。日本円にして約145兆円で、心理的節目となる。
時価総額とは、発行済みの株式総数に現在の株価をかけることで求められる指数の一つ。数字が大きいほど、市場がその企業に抱く期待度が大きいとされる。日本のトップはトヨタ自動車で、約39兆円。世界トップはAppleの2.75兆ドル(約400兆円(1ドル145.3円換算))だ。

8/23時点で、時価総額1兆ドル超の企業(銘柄)は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアの4銘柄のみ。Alphabet(Google)やマスク氏の運営するテスラなど含め8社が過去に達成している。

Xの最大の競合であるMeta(旧Facebook)は2021年に時価総額1兆ドルを突破したが、現在は6000億ドルにとどまっている。

肝心のXはTwitterからの名称変更によって企業価値を最大で200億ドル損失したとの試算もあり、1兆ドルを達成するのは簡単ではない。

ただ、最近アクティブユーザー数が過去最大を記録するなどの明るいニュースもある。「スーパーアプリ化」計画などが成功すれば、1兆ドルを達成できる可能性があるとマスク氏は考えているのかもしれない。。

時価総額は株価に大きく左右されるため、安定的に1兆ドルを維持する企業は非常少ないほか、突破した企業の多くはNASDAQ市場に集中している。Appleは先月3兆ドルを突破した。

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