X(旧Twitter)、本人確認機能を間もなく搭載か 米報道
〈1:27速報〉〈17:20更新〉
X News Dailyは日本時間17日未明、Xが身分証明証を利用した本人確認機能を導入する方針だと報じた。
この情報は、X News Dailyに任意に寄せられた情報。Flag確認ツール「X Updates Radar」で記録されていた。
今回のアップデートで、
- responsive_web_seo_profile_metatags_experiment_enabled (boolean)
- responsive_web_seo_profile_metatags_experiment_enabled (boolean)
の二つが追加されたとしている。
本人確認機能導入の背景についてX News Dailyは「例えばなりすましアカウントへの対策に有効だ。Twitter Blueの契約を増やそうとしているのでは」との見解を示している。
本人確認を完了するといわゆる「青バッヂ」をクリックした際に表示される詳細メッセージに「本人確認完了済み」と表示される。
また、使用するツールがサードパーティー製の”au10tix”であることが判明しており、本人確認の方法は自撮りの可能性が高い。
FacebookやInstagramでは月1600円程度払い、本人確認を行うと「認証マーク」が付与されるプランがすでに展開されており、XはPremiumをそれらと同じようにしたい狙いがあると見られる。XはTwitter時代から信頼性の低さが目立っていた。誰でも簡単にアカウントを作成できるという特性が弊害だった。Metaの運営するInstagramやFacebookは「特定の数字を書いた紙を持った状態で自撮りをさせる」などの方法でアカウントの不審なアクティビティを検出し、プラットフォームの信頼性と民度を守ってきた(下記ツイート参照)。
しかし、そんなMetaが展開したThreadsは上手くいっていない。今更ながら、XはInstagramやThreadsとはユーザーの趣味嗜好が大きく違うことを知ることができた。すでにThreadsのユーザー数は全盛期の20%にすぎない。Twitterの代替とはなってもTwitterにはなれない。
この施策で著しく下がっていた「公式マーク」の信頼性を取り戻すことはできるのだろうか。そして、プラットフォームの民度を高めることが必ずしも求められていることなのだろうか。これが仮に全ユーザーに義務付けられたら、どうなるのだろうか。
「XはSNSではない。情報ネットワークだ。」と自ら表明しているからには、その責務を全うしてほしい。
え、きっしょ pic.twitter.com/mhQcAALV4W
— 村上さん (@san_murakami) July 7, 2023
@san_murakami様よりポストを引用