マスク氏、米MetaザックCEOの家で練習試合を提案 一連の決闘騒動で。
マスク氏とX News Dailyは、フォロワー提供の話として、一連の決闘騒動に関連し、ザック氏邸で練習試合を行うことをマスク氏が提案していると報じた。当該投稿にはザック氏とマスク氏のSMSのやり取りのほか、ザック氏のThreadsに投稿した愚痴の画像が添付されている。
X News Dailyの投稿(14日未明現在、X社の障害で文字しか表示されない)
NEWS: Zuck responds to Elons offer of a practice match. pic.twitter.com/P0tOSUs90W
— X News Daily (@xDaily) August 13, 2023
まず、Threadsに投稿されたザック氏の主張をまとめると以下のとおり。
- イーロンマスク氏が決闘に対して真剣でないとの考え。
- ザック氏自身が真剣な日程を提案し、Dana White(UFC会長)が正当な競技として提案したにも関わらず、イーロン氏が日程を確定しないことへの不満。
- イーロン氏が手術が必要だと言ったり、練習ラウンドを要求したりするなどの曖昧な態度に対する批判。
- イーロン氏が真剣に決闘を望むなら、ザック氏に連絡すればよいとの立場。
- そうでなければ、ザック氏は前進し、スポーツを真剣に受け止める人々と競り合うことに焦点を当てるという決意。
つまり、イタリア政府とUFC会長までも巻き込んで日程を提案したのに、マスク氏は手術が必要と言って逃げたりすることからマスク氏は決闘と真面目に向き合っていない、と主張したいようだ。
これを踏まえて、リークされたザック氏とのやりとりを見ていこう。マスク氏自身が投稿しているため信憑性が低いとは考えられないが、あくまでリークであることに留意してほしい。やり取りの概要は以下だ。
- マスク氏
- マスク氏がザック邸で練習試合を行うことを提案。
- ザック氏
- 真剣にMMAの戦いを望むなら、自分で訓練して準備ができたら知らせるようにと言い、無益な騒動を煽りたくない。
- マスク氏
- 月曜日にパロアルトにいると告げ、マスク氏のオクタゴン(MMAの試合場)で戦うよう提案。
- 続けてマスク氏
- さらに自分があまり訓練していないこと、Lex Fridmanとの短い試合を除いて練習していないことを語る。体格の差を考えても、あなたが勝つことは間違いない。
仮に練習試合がザック氏の家で開催されるのならば、ぜひ見てみたいものだが、練習試合になった途端に弱きになるザック氏には疑問が残る。マスク氏が自分から負ける可能性を認めるというのは、かなり珍しいのではないだろうか。
このX News Dailyの投稿に対する反応は「ザック氏は怯えている」という意見が大半を占めていた。
この決闘の噂はInstagramを運営するMetaがTwitterに似た新SNS「Threads」を開始するというリークが出始めた6月中旬頃に、一部のユーザーの間で「決闘が始まる!!」というジョークが広まっていたことを発端に、マスク氏が「金網デスマッチに向けてアップをするよ😅」とリプライ。するとザック氏がまさかの反応。Instagramで「場所はどこだ」と投稿すると、マスク氏はTwitterで「ベガス・オクタゴンだ」と返答する事態となった。
これを面白がったアメリカのテック系有力紙が一連のやり取りについて米メタ広報部に質問。すると「ザックは本気だ。」という返答をもらったという記事を公開。それを発端に大きく盛り上がっていた。
そして一昨日、マスク氏がXで「イタリア政府が決闘を主催することに合意した」と投稿。まさかの政府を巻き込む事態になった。