2023.08.10

Amazonプライム、最大1200円値上げ　コスト高で。

namiten

日本Amazon（アマゾンジャパン）は10日、今月24日から同社のサブスクサービス「Amazon Prime」の料金を、月額払いの場合500円から600円に、年額払いの場合は4,900円から5,900円に値上げすると発表した。物価高や燃料高でかさむコストの価格転嫁を進める。欧米諸国では昨年までに値上げを展開しており、日本もそれらに追随した形。

10日にもPrime会員に値上げに関する通知を行う。それによると、月額プランは500円から600円に変更し、一年あたり1200円の値上げを行う。年額プランは1,000円値上げし4,900円から5,900円にする。
学生プランも値上げを行う。学生プランはいずれも通常プランと比較して半分の値上げに抑えるとし、月額プランは300円(+50円)、年額プランは2950円(+500円)になる。

しかし、日本向けAmazon Primeの料金は世界的に安価な状況が続く。例えばドイツは年会費が日本円にして1.2万円、英国や米国はそれを上回るそれぞれ1.5万円と1.9万円だ。国によって価格が大きく異なっている現状は解消されない。

国別Amazon Primeの年会費

国	年会費
日本	4900円
米国	20,000円(139米ドル)
英国	17,300円(95英ポンド)
ドイツ	14,200円(89.90ユーロ)

Amazonプライム（Amazon Prime）は、Amazonが提供する有料サブスクリプションサービス。このサービスに加入することで、Amazonの他のユーザーに比べて、追加のサービスを利用できたり、それらのサービスをプレミアム会員と同じ料金で利用できる。サービスには、注文した商品が通常会員よりも早く届く（最短で当日）ことや、ストリーミング配信される音楽、動画、電子書籍、ゲーム、食料品のショッピングサービスを利用できること、プライム会員限定のセールへ参加できることなどが含まれる。2021年4月、AmazonはPrimeの世界の加入者数が2億人を超えたと発表した。
-Wikipedia「Amazon プライム」

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