マスク氏、米メタCEOザック氏との決闘をライブ配信すると表明
〈7日8:45〉ザック氏の反応を追記「今月中にも戦う用意がある」
〈7日11:19〉記事修正
イーロン・マスク氏はXで日本時間6日、Theradsを運営している米メタのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏(以降ザック氏)との決闘に向け準備していると投稿した。決闘の日時は不明だが、ザック氏はThreadsで「今月中にも戦う用意がある」と投稿している。なおこの投稿に対するマスク氏の返答はまだない。
マスク氏は現地時間4日午前2時にX社内で、筋トレをする様子を含む50秒程度のライブ配信を行った。この時間まで開発チームと共に会社に残っている理由として「ザックとの戦いに向けライブ機能を強化するため」とした。
一方、ザック氏は日本時間7日、Threadsに「より信頼できるプラットフォームでの配信を求める」と投稿しており、Xでの配信に反対の意向を示している。
マスク氏によると今週までに約20ポンド(22.5kg)のダンベルを持ち上げることを目標にしているという。本人も体力がないことを自覚しているそうで、激しい運動で早く筋肉をつけたいということだそうだ。
購読者から「なぜそこまで筋トレをするのか」と質問されると「戦いは男のロマンだから」と返信している。仮に決闘が実現した場合、得られた収益は全て退役軍人のためチャリティーに寄付されるとのこと。
この決闘の噂はInstagramを運営するMetaがTwitterに似た新SNS「Threads」を開始するというリークが出始めた6月中旬頃に、一部のユーザーの間で「決闘が始まる!!」というジョークが広まっていた。マスク氏が「金網デスマッチに向けてアップをするよ😅」とリプライすると、ザック氏がまさかの反応。Instagramで「場所はどこだ」と質問され、マスク氏はTwitterで「ベガス・オクタゴンだ」と返答する事態となった。
これを面白がったアメリカのテック系有力紙が一連のやり取りについて米メタ広報部に質問すると「ザックは本気だ。」という返答をもらったという記事を公開。それを発端に大きく盛り上がっていた。
ただし、普段から筋トレをしているというザック氏との勝負について解説者は「マスク氏の勝利は絶望的だ」と述べている。
ただ、Threadsのアクティブユーザー数は減り始めており、最新のデータでは1日あたり800万人程度しかログインしておらず、最盛期の1/10以下になっている。さらには平均利用時間もXに比べてかなり短いという。単純な「アクティブユーザー数勝負」で行くなら、Xの勝利と言っても差し支え無さそうだ。
Day 4 of Training for the Zuck fight:
— Elon Musk (Parody) (@ElonMuskAOC) June 26, 2023
Sat down. Starting to rethink this cage fight. pic.twitter.com/oRo6FtuvwY