米ドル、対円で143円台 2営業日で5円以上急伸
namiten
外国為替市場で31日から1日にかけて、米ドルが対円で5円以上急伸した。日本時間1日23:15現在、1ドル=134.4円前後で推移している。7月上旬以来、およそ1カ月ぶりの円安・ドル高水準となっている。
日銀がYCCの柔軟化と事実上の利上げを発表した28日、対円相場は一時138円まで急落していた。2営業日で5円ほどドル高・円安が進んでいることになる。
日銀は先月28日に長期金利の事実上1%に引き上げたものの、1日23時現在0.6%前後で推移している。また景気後退の懸念が軽減された米の長期金利も高い水準で停滞しており、影響は限定的との見方が市場に広まった。
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