2023.07.29

4~6月期のスマホ出荷台数８％減　Vivo５位陥落、Transsion急成長

namiten

米IDCは米国時間27日、2023年第二四半期(4~6月期)のスマホ出荷台数のレポートを公表した。今期のスマホ出荷台数は2.6億台。企業別ではSamsungがトップで、Vivoが陥落。新たにTranssionがランクインした。特に、中華メーカーのシェア下落が目立つ。

調査を行ったIDCは「在庫の健全性は回復傾向にあることからも、7〜9月期には各社を苦しめた過剰在庫は解消されるだろう」とし、23年末から24年にかけては、停滞していたスマホ市場が再び成長すると分析している。
折り畳み型スマホの成長が著しく、コスト削減による価格転嫁が進み、低価格がが進行。23年に5割程度成長すると予測している。

企業別ではXiaomiが二桁のマイナス成長を記録。中国メーカーのVivoは5位から陥落。インドとともに成長が続くアフリカ市場でシェアを伸ばしているTranssionが奪取した。
中国市場の急速的な需要衰退により、中国を主なターゲットとしていた企業の不振が目立つ。

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